理想的なマイホームは、住む方のライフステージによって変化するものです。
とくに、子どもが独立したあとに家を買い替えるなら、コンパクトな住宅のほうが暮らしやすいケースが少なくありません。
そこで今回は、マイホームの買い替え時に検討したい「ダウンサイジング」について、ダウンサイジングを選択する理由やダウンサイジングが向いている方について解説します。
ダウンサイジングで買い替え！ダウンサイジングを選択する理由
ダウンサイジングとは、それまで住んでいた家よりも小さなサイズの家に住み替えることです。
大人数で暮らすのであれば広い家が好まれますが、子どもの独立などで家族の人数が減ると、広い家では暮らしにくいと感じることがあります。
子どもが独立すると、個室が余ってしまい、無駄なスペースが生まれるだけでなく、広い家の掃除が体力的な負担になるケースも少なくありません。
また、郊外の広い家に住んでいる場合、日常的な移動手段として車を使用している方も多いですが、年齢とともに運転に不安を覚えるケースもあります。
そのため、掃除の負担を少なくしたいという理由や、車の運転をせずに買い物を済ませたいといった理由から、利便性の良い場所へマイホームのダウンサイジングを選択する方が増えているのです。
ダウンサイジングで買い替え！マンションが人気
ダウンサイジングの買い替え先としてマンションに人気が集まっています。
理由は、一戸建てよりもマンションのほうが駅近など便利な立地を探しやすいためです。
また、マンションは、住戸内での階段の昇り降りがないため、2階建て以上の一戸建てよりも肉体的な負担が少ない点も選ばれる理由の1つです。
そのほかにも、夫婦2人で暮らすコンパクトなマンションであれば、今まで住んでいた住宅の売却価格と同程度で購入できます。
したがって、住宅ローンを組まずに購入できる可能性が高い点も、ダウンサイジングが選ばれる理由といえます。
ダウンサイジングで買い替え！向いている方
ダウンサイジングに向いているのは、体力の低下を感じていても生活や趣味を充実させたい方です。
さまざまな場所にアクセスしやすい駅前の家を選べば、日常生活が送りやすくなるだけでなく、遠くへ出かける楽しみも生まれてきます。
また、住宅ローンが完済済みの方にもダウンサイジングは向いているといえます。
住宅ローンを組む場合でも、定年までにローンを完済できるように計画を立てるのがおすすめです。
そのほかに、車の運転に不安があり免許返納を検討されている方も、利便性の良い場所へのダウンサイジングの買い替えが向いているといえます。
まとめ
ダウンサイジングは、子どもの独立や免許返納を理由に検討されるケースがほとんどです。
ダウンサイジングの買い替え先としては、便利な立地のコンパクトなマンションに人気があります。
ダウンサイジングの買い替えに向いている方の条件もチェックして、住みやすい場所を探してみてください。
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