両親の高齢化などにより、二世帯住宅の購入を検討している方は多いのではないでしょうか。
二世帯住宅には、一般的な住宅に比べて気を配るべきポイントが多数存在するため、購入前にぜひチェックしておきましょう。
今回は、二世帯住宅とはそもそもなにか、購入時のメリット・デメリット、節税効果について解説します。
二世帯住宅の定義と購入の際に気を付けるべき点とは
二世帯住宅とは、親世代と子世代が一緒に生活するための住宅です。
世帯ごとに居住空間を分ける「完全分離型」や、生活に利用する設備を1つにまとめる「部分共有型」、すべての部屋や設備を共有する「完全同居型」の3種類があります。
二世帯住宅を購入する際、間取りを慎重に考えなければならない理由として挙げられるのが、介護や子育てなどとの関係です。
介護ならバリアフリーを考えた間取りを、子育ての場合は転倒防止などを考えたうえで、子どもの世話がしやすい間取りを考える必要があります。
二世帯住宅を購入するメリットとデメリット
二世帯住宅は子育てや介護などの際にすぐ助けを借りられる環境をつくれるというメリットがあります。
何かあったときにすぐに駆けつけられるという安心感は、二世帯住宅ならではのものでしょう。
光熱費などの生活費も同居によって安く抑えられます。
デメリットとしては、プライバシーを守るのが難しくなるという点があります。
新築で建てる際は、間取りを工夫して、それぞれの居住スペースで過ごしやすくなるよう検討しましょう。
二世帯住宅の購入で得られる節税効果
二世帯住宅では一部税金が控除される場合があります。
「小規模宅地等の特例」では、要件を満たせば相続税評価額の80%もの減額が可能です。
親世代がもつ自宅を相続した場合にかかる相続税を大幅に減らせるため、節税に有効な手段と言えます。
詳しい要件は複雑なため、税理士などに相談してみると良いでしょう。
また二世帯住宅は登記の内容によって受けられる税金の軽減措置が変わるので注意が必要です。
例えば固定資産税や不動産取得税の軽減措置を受ける場合、設備を二世帯それぞれ独立させ、共有の廊下を鍵付き扉で仕切るなど、同建物内を2つに仕切る必要があります。
このように二世帯住宅を二戸の住宅として登録する「区分登記」であれば、上記税金の軽減措置を受けることが可能です。
まとめ
今回は、二世帯住宅とは何か、購入のメリット・デメリット、節税効果について解説しました。
二世帯住宅は家族を取り巻く環境の変化に合わせて、より生活しやすい家をつくれます。
ライフスタイルに合わせて住み心地の良い家になるよう、購入する際の間取りはじっくり検討しましょう。
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